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ゆとり世代

最近、自分の周りで「最近の若者はゆとり世代だからな〜」と言う人やネットで「ゆとり世代の弊害!」なんていう記事も見つけて色々と感じることがあったので書きたい。

まずゆとり世代とは詰め込み教育を反省として、生徒に自主性を身につける習慣を身につけさせるために授業時間数や学習範囲を減らし、自由つまり「ゆとり」ある時間を与えようというのが当初の目的であったらしい。しかし、これが影響となって、ゆとり世代の学力の低下、社会性の欠如などが叫ばれている。

まず学力の低下について。僕が思うのは学力低下って本当に悪であるのかっていう話。学力って論理的思考や処理能力に反映されるのであろうけど、人間の能力の一部でしかないと思うし、もっと言えば人間の人生の中でかけらのようなものだと思っている。自分は人生で最も大切なことは大好きな物と人に出会い、続けていくことだと思っている。だから、学習時間が減って学力が落ちたけど、その代わりに大好きな物、人を探す時間が増えたっていうならそれで良いと思っている。今までいたなんとなく国が敷いたレールの上を走って死んでいく人が少しでも減って、自分が愛することを続けて人生を終えることができる人が増えたかもしれない。